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仮免許状態で自分で運転する際の練習場所と方法

仮免許証を交付されると、路上を走ることができるようになります。

そして交付の時、同時に路上申告書というものをもらいます。

 

この路上申告書は本免許学科試験を受けるまでに5日間、

1日2時間を目安に運転の練習をした内容を、記載する書類になります。

これがないと学科試験を受けることができません。 練習はどうやるの?

 

教習所に通わなければならないの?

と思いがちですが、

条件をしっかり守ってやれば、御自身でやることも可能です。

 

ポイントは簡潔に3つです

 

・御家族や御友人に車を借りる。

・助手席に免許を取って3年以上経っている方に同乗してもらう。

・A4のコピー用紙に仮免許練習中と印字し、車体の前後に貼り付ける。

 

先ず、御家族や御友人でお車を持っている方に車を借ります。

その理由は、レンタカーは不可になっているからです。

 

必ず御家族や御友人に頼んでください。

路上申告書に記載する際に、車体の番号が必要になってまいります。

 

レンタカーでは通りませんので、必ず借りるようにしてください。

練習中は助手席に、免許を取って3年以上が経っている方に同乗してもらいます。

 

御家族、御友人で、免許を取ってから運転していない方でも、

3年以上経っていれば可能です。

 

車体には、A4のコピー用紙に仮免許練習中と印字し、それを前後に貼り付けます。

プレートは法律通りの仕様にすれば、自作することが可能です。

「道路交通法施行規則/別記様式第十一」ではプレートの仕様を次のように規定しています。

1392

※埼玉県警察HPより画像引用

 

板の大きさ:縦170mm×横300mm

板の材質:金属、木その他の材料を用い、使用に十分耐えるものとする。

地は白色。

 

「仮免許」のそれぞれの文字 大きさ:縦40mm×横40mm、太さ:5mm、色:黒色。

「練習中」のそれぞれの文字 大きさ:縦80mm×横70mm、太さ:8mm、色:黒色。

 

プレートの一行目に「仮免許」、二行目に「練習中」と記載する。

耐水性の紙へ印刷するのもいいかと思います。

練習中は必ずつけるようにしてください。

 

仮免許のプレートは地上から0.4m以上、1.2m以下の位置に、

前方・後方から見やすいように表示することが義務づけられていますので必ず守るようにしてください。

 

このとき、ナンバープレートやウィンカー、尾灯、

ナンバー灯などを隠さないように気を付けましょう。

これで準備は完了です。

 

練習場所としましては、まずはあまり人通りや車通りが少ないところを探しましょう。

普段過ごしているところで、人が少ない時間などを狙うのがポイントです。

人通りが少ない時間とはいえ、いきなり夜間の練習ですと、

急な飛び出しに慌てる場合もありますので、朝早く、

明るくなってからの時間やお昼間が良いかと思います。

 

ですが、場所によっては通勤で車が多く通っていたり、

登校する学生が多く歩いている場所もあると思いますので、走行の際は必ず気を付けるようにしましょう。

運転免許試験場で練習ができる「コース開放」を利用する

仮免・本免技能試験が行われていない土曜・祝日に、場内の運転コースを開放している試験場があります。

車両は各自で持ち込むことになっている所が多く、一部では貸し出しをしている試験場もあります。貸車の場合は、それが試験で使用している車両だということが多いので、そうであれば1度だけでも借りて練習することをおすすめします。

同じ車種で練習しないとダメという訳ではありませんが、届出教習所などを利用するとしても試験場とまったく同じ車種で練習できる機会はなかなか無いものです。

コース開放が利用できる人

コース開放では仮免許がない無免許の人でも利用することができます。ただし、練習の際には「運転経歴が3年以上の人」の同乗が必要です。この同乗者については普段全く運転していない人でも問題ないそうです。

利用できる年齢は18歳以上で、原則として自分が住んでいる地域の試験場を利用することができます。一部の試験場ではそのような制限がありません。

コースの使用料は試験場により有料と無料に分かれていて、別途保険料が必要な所もあります。運転の苦手な人が多い(?)場所ゆえか、事故もかなりあるとのことですから保険加入が必要なのかも知れません。東京都の府中試験場の場合、コース使用料が1時限2000円で損害保険料が200円となっています。
関連ページ:府中試験場で練習ができる「コース開放」

コース開放には仮免技能試験の練習者だけでなく、二種免許の取得を目指す人、あるいは一発試験を受験するかどうかに関係なく、ただ単に運転が苦手な人なども練習することが可能です。サイト管理人が練習した時には、時速5km~10kmぐらいの本当に止まりそうな速度で練習する人がいたりするなど、色々な練度の人達がきていました。運転するのが怖いなど、何らかの理由で過去に免許の取得をあきらめた人はコース開放で運転練習をしてみたらいかがでしょうか。

コース開放の利用を一番におすすめしたいのは仮免技能試験を受験する人達です。受験前に可能であれば一度だけでも届出教習所の指導も受けると、

一発試験又は自動車教習所で普通免許を取得・再取得する流れ

一発試験又は自動車教習所で普通免許を取得するまでの流れ図です。

更新忘れによる免許失効の場合は、期限が切れた日からの経過日数により学科や技能試験の一部が免除されることがあるので、下記の図のスタートする位置が変わってきます。詳しくは有効期限切れによる免許失効からの再取得と優遇措置のページで確認して下さい。

まだ免許停止や取り消し処分が終了しておらず、反則金や罰金などの支払いも終えていない人は、免許停止・取り消し処分と反則金・罰金の処分の流れを先に見て下さい。

免許取り消しになった人は「取消処分者講習」を受講しないと再取得できない場合があります。詳しくは取消処分者講習の具体的な内容と流れを見てください。

普通免許と中型免許の間に新しい免許が設置されることになり、普通免許で運転可能な車両の総重量が引き下げられる予定です。仕事で小型トラックなどを使用する人は早めに取得・再取得したほうが良い場合もありますので注意してください。

一発試験にかかる費用

仮免試験 3300円

まず最初に学科試験を受ける時に必要。
学科試験合格後の技能試験も込みの代金ですが、技能試験に落ちて次の技能試験を予約する時にもこの金額を払う必要があります。
仮免貸車料 1100円
技能試験実施当日、試験の申込みを行う時に必要。
仮免許交付料 1200円
仮免技能試験合格後に、仮免許を交付するために必要な費用。
技能試験後に3300円を払うか1200円を払うかで天国と地獄・・・
つまり、学科試験を受けに行く時は3300円、技能試験当日は2300円もしくは4400円の費用が必要と言うわけです。そして技能試験に落ちた回数×4400円が加算・・・
取消者処分講習 33800円(2日間)
免許取消者は、欠格期間終了後から本免試験を受けるまでにこの講習を受ける必要があります。
本免試験 2400円
仮免の場合と同じです。
本免貸車料 1000円
仮免の場合と同じです。
免許取得者講習 9800円(普通車)
応急救護処置講習 3600円(普通車・大型二輪・普通二輪)
本免試験合格後、交付までにこの講習を受ける必要があります。
運転免許交付手数料 1650円
もし全て一発で合格すると、取得までの費用は取消処分者講習抜きで24050円で免許を取得する事が出来ます!ってそりゃさすがに無理ですがね~。